カフェ銃撃事件 暴力団幹部をかくまった罪に問われている男に有罪判決 松山地裁

AI要約

愛媛県四国中央市で男性殺害事件で、暴力団幹部をかくまった男に執行猶予付きの判決が言い渡された。

かくまった男は逮捕を免れさせるために池田組幹部を宿泊させていたが、裁判官は重大事件の犯人をかくまったことを問題視。

被告は懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けたが、起訴内容を認め反省しているとされている。

カフェ銃撃事件 暴力団幹部をかくまった罪に問われている男に有罪判決 松山地裁

 2024年1月、愛媛県四国中央市で男性を殺害したとして岡山市に本部を指定暴力団・池田組の幹部が起訴された事件で、幹部をかくまった罪に問われている男(59)に、松山地方裁判所は19日、執行猶予付きの判決を言い渡しました。

 判決によると岡山市南区の建設業の男は池田組幹部の男を逮捕から免れさせる目的で1月下旬ごろから3月5日までの間、倉敷市の住宅に宿泊させるなどしてかくまったということです。

 松山地方裁判所の渡邉一昭裁判官は「重大事件の犯人を1カ月以上にわたってかくまいその逮捕を免れさせている」と指摘。

 一方で、男が起訴内容を認め反省しているなどとして懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

(求刑:懲役1年6カ月)

<判決>土井竜司被告(59)