「出発進行!」でテープカット 北海道の鉄道をテーマにした特別展 20日(土)から

AI要約

札幌市厚別区の北海道博物館で「北海道の鉄道」をテーマにした特別展が20日から開催され、道内の鉄道関係者が集まって開会式が行われた。

特別展では、北海道鉄道の歴史や貴重な資料が展示され、道内最古のレールも見ることができる。

石森秀三館長は、鉄道を支える全ての人へのエールを込めて展示を見るよう呼びかけている。

札幌市厚別区の北海道博物館で「北海道の鉄道」をテーマにした特別展が20日から開かれるのを前に開会式が行われました。

開会式には、JR北海道や北海道新幹線の建設主体である鉄道・運輸機構など道内の鉄道関係者50人ほどが集まり「出発進行」の合図でテープカットが行われ開会を「鉄道らしく」祝いました。

特別展には北海道鉄道草創期から現在までの貴重な資料が並び、かつて後志の泊村にあった茅沼炭鉱軌道で使われていた道内最古とされるレールも展示されています。

北海道博物館の石森秀三館長は「あって当たり前の公共交通である鉄道をもう一度見つめ直し、鉄道を、そしてそれを支える全ての人へのエールの気持ちを持って展示を見てもらいたい」と挨拶しました。

第10回特別展「みんなの鉄道~がんばれ!地域の公共交通~」は札幌市厚別区の北海道博物館で7月20日から9月23日まで開かれます。