父だまされ…息子が借金したと勘違い、19歳男に450万円を手渡す 2人を見かけた非番の警官、気になって父に声掛ける…詐欺発覚 男すでに立ち去り、必死で追いかけ逮捕「今は言いたくない」 450万円を取り返した
AI要約
埼玉県で男性が高齢者から現金450万円をだまし取った詐欺事件が発生。
男は長男を装い、消費者金融から借金していると偽って金を要求し、被害者が現金を渡したところを逮捕された。
警察官が現場を目撃し緊急逮捕。男は今回の事件と関連する過去の詐欺行為も調査中。
高齢男性から現金450万円をだまし取ったとして、埼玉県警上尾署は17日、詐欺の疑いで、熊谷市の男（19）を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し、17日午前8時ごろから数回、東京都北区の男性（86）方に長男を名乗り「消費者金融から500万円借金していて、返済したいからお金を準備してほしい」などと電話。同日午前10時ごろ、上尾市五番町の路上で長男が依頼した弁護士の関係者を装い、現金計450万円を詐取した疑い。調べに「今は言いたくない」と供述しているという。
署によると、帰宅中だった非番の県警の警察官が高齢男性と若い男が話している様子を目撃。特殊詐欺を疑い、2人が別れた後に男性に声をかけたところ、「孫じゃない人にお金を渡した」と答えたため、男を追いかけて声かけした。非番の警察官と駆け付けた上尾署員が男に職務質問し、被害品の現金450万円を所持していたことから、緊急逮捕した。被害に遭った男性は「前日にも500万円を要求されて300万円を渡した」主旨のことを言っており、署が関連を調べている。
