熊本港一帯「みなとオアシス」認定 国交省、県内4カ所目 熊本市「イベント充実させる」

AI要約

国土交通省が熊本市の熊本港一帯を「みなとオアシス」として認定。港を核とした地域づくりに活用される制度で、市は開催イベントの充実を図る方針。

熊本港一帯には旅客施設や物販店、レストランなどの施設があり、フェリーターミナルやハーバーピアなど4施設が認定された。

式典で国交省から市長に登録証が交付され、市は「港の魅力を広め、気軽に立ち寄れる場所を提供したい」と述べた。

熊本港一帯「みなとオアシス」認定 国交省、県内4カ所目 熊本市「イベント充実させる」

 国土交通省は、港を核とした地域づくりに生かす「みなとオアシス」に、熊本市西区の熊本港一帯を認定した。15日付。県内では牛深港(天草市)、富岡港(苓北町)、八代港(八代市)一帯に次いで4カ所目。

 みなとオアシスは、地域住民の交流や観光振興につながる旅客施設や物販店、レストランなど港の施設を認定する制度で、2003年に始まった。認定されると、専用ホームページで見どころや交通アクセスなどの情報が紹介される。

 熊本港一帯では、物産館やカフェを備えた「フェリーターミナル」、社交ダンスや音楽の発表会が開かれる「ハーバーピア」、芝生広場、親水緑地広場の4施設を認定した。市は認定を機に、熊本港一帯で住民らが開くイベントを充実させるという。

 15日に現地であった式典には約30人が出席し、稲田雅裕・国交省港湾局長が大西一史市長に登録証を交付した。市は「港の魅力を知ってもらい、気軽に立ち寄れる場所を目指したい」としている。(臼杵大介)