ブレーキ間に合わず...踏切に立ち入った男女2人死亡

AI要約

18日午後1時35分ごろ、相馬市成田字白根前のJR常磐線日立木ー相馬駅間の踏切で、人身事故があった。高齢とみられる身元不明の男女2人が検測列車にはねられ死亡。運転手が間に合わなかったと話し、乗客にけがはなかった。

運転が再開するまで4本の列車が運休し、最大約1時間半の遅れが生じた。約840人に影響があった。

ブレーキ間に合わず...踏切に立ち入った男女2人死亡

 18日午後1時35分ごろ、相馬市成田字白根前のJR常磐線日立木ー相馬駅間の踏切で、人身事故があったとJR東日本から相馬署に通報があった。同署によると、高齢とみられる身元不明の男女2人が、線路などを点検する検測列車にはねられ、死亡した。

 同署やJR東日本によると、同1時半ごろ、走行中の仙台行きの検測列車(4両編成)の運転手が踏切内に立ち入った2人に気付いた。運転手は「ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているという。列車に乗客はなく、乗務員にけがはなかった。同署が2人の身元を調べている。

 事故のため上下線計4本が運休、計4本で最大約1時間半の遅れが生じた。約2時間25分後に運転が再開、約840人に影響した。