「あなたは容疑者になっているので協力してもらう」捜査協力かと思ったら現金112万円を騙し取られる特殊詐欺被害に LINEのID「特別捜査室12」への登録を促され…

AI要約
青森県内の男性が特殊詐欺被害に遭う男性が警視庁や青森県警を装った詐欺グループに112万円を騙し取られる警察は被害に遭った場合は家族や知人、警察に相談するよう呼びかけ
「あなたは容疑者になっているので協力してもらう」捜査協力かと思ったら現金112万円を騙し取られる特殊詐欺被害に LINEのID「特別捜査室12」への登録を促され…

青森県内に住む50代の男性が、警視庁や青森県警を装った男から現金112万円を騙し取られる特殊詐欺被害がありました。

被害にあったのは青森県内に住む50代の男性です。警察によりますと2024年7月17日に男性の携帯電話に警視庁捜査二課の「ヤマダ」を名乗る男から電話があり、「詐欺グループの主犯格を捕まえた」「主犯格の自宅からあなた名義の銀行のキャッシュカードが見つかった」「マネーロンダリングに使われていてあなたは容疑者になっているので協力してもらう」などと言われました。

男性がやり取りを続けると「ヤマダ」から青森県警のマスコットキャラクターがアイコンとなったLINEのID「特別捜査室12」への登録を促されました。

登録を済ませると、LINEのビデオ電話で青森県警の「青木祐二」の警察手帳を提示する男や検事の「サトウ」を名乗る男とやり取りしたところ、男らから「報酬を受けていないか確認するのにあなたの資産を調査する」「指示した口座に振り込みしてください」「調査には8時間くらいかかります」「調査が終わったら返金します」などと言われ、男性は金融機関のATMで2回に渡り指定された個人名義の口座に現金計112万円を振り込みました。

その後、18日になっても返金されないことから男性が知人に相談したことで詐欺の被害に気付きました。

警察は、警察官が現金の振り込みを指示することや金品の要求をするのは詐欺だとしてひとりで対応せずに家族や知人、警察に相談するよう呼びかけています。