「単独登山は控えて」遭難事故に備え、警察や救助隊が合同訓練 福島

AI要約

福島市での山岳遭難事故に備え、警察や救助隊が合同訓練を行いました。

訓練では遭難者の初期対応や背負い搬送の方法などに焦点が置かれました。

救助隊は熱中症対策や雷注意の呼びかけも行っています。

「単独登山は控えて」遭難事故に備え、警察や救助隊が合同訓練 福島

山での遭難事故に備え、福島市では18日、警察や救助隊が、救助活動の初期対応などを確認する合同訓練を行っています。

福島市の吾妻山で行われた合同訓練には、警察や民間の山岳遭難救助隊などから31人が参加しました。

今年、福島県内ではすでに29件の山岳遭難事故が発生しています。訓練では、遭難者を見つけた際、2分以内に行う気道や呼吸の確認などの初期対応のほか、背負い搬送の方法について説明がありました。

福島市山岳遭難救助隊・高橋博司副代表「吾妻山で過去に起きた過去の事例をみると、遭難して行方不明になったのはほとんど単独です。経験者の人と同行してもらえればと思う」

救助隊では、頭痛など熱中症の初期症状があるときや雷が発生しやすい夕方の登山は控えるよう呼びかけています。