「青森ナイチンゲール」3代目始動

AI要約
青森市を拠点に活動するご当地アイドルユニット「青森ナイチンゲール」が新メンバーで再出発。新メンバーは16歳の女子高校生2人で、青森県の魅力を発信したいと意気込む。オリジナル曲が話題を集め、3代目メンバーとして再始動。初代メンバーも祝福。
「青森ナイチンゲール」3代目始動

 青森市を拠点に活動するご当地アイドルユニット「青森ナイチンゲール」が3代目のメンバーで再出発することになり15日、同市のワ・ラッセで「襲名会見ライブ」を行った。新たなメンバーは県内に住む16歳の女子高校生2人で、「活動を通じて青森県の魅力を発信したい」と意気込む。

 青森ナイチンゲールは2015年、地域活性化を目的に結成。メンバーの卒業などで17年に活動を休止した後、オリジナル曲「ちょーっと、みなさんいいですか?」がインターネット上で話題を集め、22年に新たなメンバーで再始動した。

 その後、最大で4人いた2代目のメンバーが24年5月までに全て卒業したことで再び活動休止の危機に。プロデュースを担当するミュージシャン近藤金吾さん(深浦町出身、東京在住)が活動継続に向け新メンバーを募集したところ、「青森ナイチンゲールの曲を歌い継ぎたい」と名乗り出た県南地方在住の高校生Anon(アノン)さん(16)、津軽地方在住の高校生Mion(ミオン)さん(16)の2人がオーディションに合格し、3代目の“襲名”となった。

 お披露目となったこの日は、記者会見形式でファンの質問に答えながら、新曲を含む計5曲を披露。Anonさんは「青森県を背負って全国に発信していけるようになりたい」、Mionさんは「テレビやラジオなど地元の活動をたくさんしたい」と決意を語った。

 初代メンバーのMarble(マーブル)こと須郷有香さんも駆けつけ、門出を祝福。「曲は本当に良いので、歌い継ぐ人が出てきてくれてうれしい。青森ナイチンゲールをさらにパワーアップさせてくれたら」と期待した。

 今後は8月1日の青森ねぶた祭前夜祭出演のほか、同市のパサージュ広場でライブを行う。