世界でココだけ!福島に「葉っぱ切り絵(リーフアート)」美術館が誕生!葉っぱの上に広がるストーリーに心温まる…

AI要約

福島市飯坂町にオープンした「リト・リーフアート・ミュージアム福島」についての記事。世界中で注目される「葉っぱ切り絵(リーフアート)」の魅力や展示作品について紹介。

アーティストのリトさんが毎日1つの作品を制作しSNSに投稿する活動についても言及。作品の完成直後と時間の経過による変化がもたらす雰囲気についても触れられている。

展示作品の一部について紹介。ウサギの親子や2階建てのアートギャラリーなど、遊び心溢れる作品が館内で楽しめる。

世界でココだけ!福島に「葉っぱ切り絵(リーフアート)」美術館が誕生!葉っぱの上に広がるストーリーに心温まる…

アリがスプーンを担いで、カメレオンにスイカを分け与えている様子が描かれている切り絵。

「まんまるスイカさん、お裾分けありがとう!」というタイトルが付けられた、かわいらしくて温かな作品だ。

これが描写されている素材は、私たちの身の周りにある葉っぱ!葉っぱに細かい切り絵がされた「葉っぱ切り絵(リーフアート)」という作品で、今、世界中で注目されているアートだ。

このアート作品のミュージアムが、6月28日に福島市飯坂町にオープン!それが「福島片岡鶴太郎美術庭園」の庭園内にある「リト・リーフアート・ミュージアム福島」だ。世界でココだけの「葉っぱ切り絵(リーフアート)」美術館が、福島県に誕生したことになる。

館内には48作品が展示されていて、こちらのゾーンは「生物・動物」がテーマ。

「お母さん、頑張りすぎないでね」というタイトルの作品は、ウサギの親子が描かれていて、ミシンに向かって作業する母ウサギを、子ウサギが見守っている。外には星や月が浮かぶ…母ウサギは、夜なべをしながらがんばって作業しているのかもしれない。

写真は、作品の完成直後に撮られたもの。撮る場所や時間帯は、作品をイメージしたものになっている。一方、作品そのものは、時の流れと共に葉っぱが枯れて褐色に。この時間の変化がもたらす雰囲気も、魅力の一つだ。

続いての作品は、「ボクのアートギャラリーへようこそ!」というタイトル。作品の雰囲気やイメージに合わせて使う葉っぱを変えているが、こちらは縦長の葉っぱを使って2階建てのギャラリーを表現している。なかには、ムンクの「叫び」や葛飾北斎の「富嶽三十六景」のような絵も。とても遊び心のある作品だ。

この「葉っぱ切り絵(リーフアート)」を創造し、世界中に感動を与えたのが、「葉っぱ切り絵(リーフアート)」アーティストのリトさん。4年前からこの制作を始め、ほぼ毎日1つの作品を作って自身のSNSに投稿している。