知事と会談 岡山市長は「有意義」 負担金など協議 「今後続けたい」

AI要約

岡山市の大森雅夫市長は岡山県の伊原木隆太知事との非公式のトップ会談について、有意義だったと述べた。今後も会談を続けたい考えを示した。

会談では県都市公園事業の市町村負担金などについて協議が行われたが、進展はないまま終了した。将来の協議についても努力が必要だと強調した。

伊原木知事の呼びかけに応じて行われた会談は2年7カ月ぶりのもので、今後の対応については事務レベルの話し合いを含めて検討する考えを示した。

 岡山市の大森雅夫市長は11日の定例記者会見で、岡山県の伊原木隆太知事と6月末に行った非公式のトップ会談について「ずっとお願いをしてきた会談ができたこと自体は有意義だった。今後も続けたいと思っている」との認識を示した。次回の予定は現時点では決まっていないという。

 会談では、県と市の意見が平行線をたどる県都市公園事業の市町村負担金などに関して協議し、市側の主張を伝えたといい「進展はなかったと思っている。個別の議論をする場ではないということで終わった」と述べた。

 負担金を巡る今後の協議の在り方にも言及し「当局間で議論して着地点を見つけていく努力を欠かしてはならない」と強調。事務レベルの話し合いを含めて対応を考えていくとした。

 市や県によると、伊原木知事の呼びかけに応じる形で大森市長が6月28日に県庁を訪問し、約1時間意見を交わした。両氏の会談は2021年11月以来2年7カ月ぶり。