特殊詐欺事件に利用 第三者に渡すことを隠して口座開設→ログインIDやパスワードを譲り渡した疑い 36歳無職の男を逮捕

AI要約

36歳の男が他人に口座を転売する詐欺と犯罪収益移転防止法違反で逮捕された。

男は他人に口座を転売するために自分名義の銀行口座を開設し、ログインIDやパスワードを渡すなどしていた。

男はSNSを通じて口座の転売に関する情報を得ていた可能性がある。警察は犯罪組織の実態解明などに調査を進めている。

特殊詐欺事件に利用 第三者に渡すことを隠して口座開設→ログインIDやパスワードを譲り渡した疑い 36歳無職の男を逮捕

他人に口座を転売することを隠して銀行口座を開設し、ログインIDやパスワードを譲り渡したとして、詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで36歳の男が10日に逮捕されました。

詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、妙高市姫川原に住む無職の男(36)です。

警察によりますと男は去年12月上旬ごろ、他人に転売することを隠して自分名義の銀行口座を開設し、交付されたログインIDやパスワードを譲り渡した疑いが持たれています。

男が譲り渡した口座は、他県で発生した特殊詐欺事件で使われていたということです。

男は別の金融機関でも他人へ転売する目的で口座を開設しキャッシュカードを譲り渡したとして6月20日に逮捕されていて、SNSを通じて“口座の転売”についての情報を得ていたとみられます。

警察は口座を譲り渡した先にいる犯罪組織の実態解明などについて、調べを進めています。