新一万円札が2万4500円…新紙幣を「転売」対象、オークションサイトに相次いで出品

AI要約

20年ぶりにデザインを刷新した紙幣が今月3日に発行され、オークションサイトで転売されている。

一万円札、五千円札、千円札の3種類が対象となり、出品価格も高額になっている。

オークションサイトの規約では現金の出品が禁止されているため、モラルの問題が浮上している。

新一万円札が2万4500円…新紙幣を「転売」対象、オークションサイトに相次いで出品

20年ぶりにデザインを刷新した紙幣が今月3日に発行されたことを巡り、オークションサイトでは新紙幣が相次いで出品され、〝転売〟の対象となっている。出品された中には、新一万円札紙幣1枚が額面以上の価値となる2万4500円で出品されるケースもあった。オークションサイトでは現金などの出品は原則として禁止しているだけに、出品する側のモラルが問われそうだ。

紙幣のデザイン刷新は20年前の平成16年以来。今回は一万円札、五千円札、千円札の3種類が対象となった。日銀によると、今年度内に計74億8千万枚が印刷される。

オークションサイト「Yahoo!オークション」には、新紙幣の発行以降、出品されるケースが相次いでいる。一万円札1枚が2万4500円で出品されているケースのほか、未使用のピン札10枚を〝セット〟にして11万円で出品しているケースも。また、新五千円札が1万3500円、新千円札が3000円で出品されているケースも確認された。

「Yahoo!オークションガイドライン細則の特約」によると、出品禁止物(第8条)の中には「現金・カード類・金券類」が含まれている。