性別・年齢・国籍にとらわれない デザイナー比嘉京子氏の新ブランドINTERR-IN プラザハウス創業70年でファッションショー

AI要約

沖縄のプラザハウスで創業70周年を記念したトーク&ファッションショーが開催された。

ファッションデザイナー比嘉京子氏が立ち上げた新ブランド「INTERR-IN」の商品が披露され、県内オーディションで集められたモデルが出演した。

比嘉氏は子供の頃からデザイナーになりたいと思っており、プラザハウスが彼女にとって特別な場所だと語った。演出家宮本亜門氏との8月公演が中止になった経緯も明かされた。

性別・年齢・国籍にとらわれない デザイナー比嘉京子氏の新ブランドINTERR-IN プラザハウス創業70年でファッションショー

 【沖縄】プラザハウス(沖縄市、平良由乃社長)は7日、創業70年を記念した「トーク&ファッションショー」を開催した。沖縄県出身で国内外で活躍するファッションデザイナーの比嘉京子氏が立ちあげた新ブランドの商品が披露された。

 性別や年齢、国籍にとらわれない服を展開する「INTERR-IN(インターイン)」のコンセプトに合わせ、県内のオーディションで集めた10~40代のモデルが出演した。

 比嘉氏はトークショーで「子どもの時からデザイナーになりたかった。プラザハウスは当時からアメリカを感じる場所で、今でもその雰囲気を残している」と話した。

 演出家の宮本亜門氏は、比嘉氏と8月公演に向け、準備を進めていた「創作組踊琉神マブヤー」が「マブヤーの生みの親の畠中敏成氏の死去を受けて中止が発表された」と説明。両氏は「ファッションやアートなど県内の若手が関わっていた。若い人が表に出られる機会が大切だ」と話した。(政経部・銘苅一哲)