【速報】「レモホル酒場」運営会社の役員らが厨房機器の8700万円“多重リース詐欺”の疑いで逮捕 元K-1選手、たむらけんじさんプロデュース焼き肉店なども運営

AI要約

焼鍋肉たむらを運営していた会社の役員らがリース会社から約8700万円をだまし取った疑いで逮捕された。

犯行は厨房機器を同じものを複数のリース会社に販売する「多重リース」と呼ばれる手口で行われた。

逮捕された犯人は焼肉店を全国に40店舗展開する業界関係者や元K-1選手などだった。

【速報】「レモホル酒場」運営会社の役員らが厨房機器の8700万円“多重リース詐欺”の疑いで逮捕 元K-1選手、たむらけんじさんプロデュース焼き肉店なども運営

 焼き肉店「レモホル酒場」やタレントのたむらけんじさんがプロデュースする「焼鍋肉たむら」などを運営していた会社の役員の男らが、リース会社から約8700万円をだまし取ったとして逮捕されたことが分かりました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、飲食店「レモホル酒場」などの運営会社「GC」の役員、石原義明容疑者と、厨房機器販売を手がける「FUJI住設」の役員、藤本英明容疑者です。

 捜査関係者によりますと、FUJI住設はリース会社と契約して厨房機器を販売し、リース会社からGCが運営する飲食店に厨房機器をリースしていましたが、2人は共謀して、すでに契約がされていることを隠して、別のリース会社にも同じ厨房機器を販売する契約をして、販売代金約8700万円をだまし取った疑いがもたれています。こうした手口は「多重リース」と呼ばれています。

 関係者によりますと、石原容疑者は元K‐1選手で、テーブルにレモンサワーの注ぎ口を設置する焼肉店「レモホル酒場」や、タレントのたむらけんじさんがプロデュースする「焼鍋肉たむら」などの飲食店を全国に約40店舗展開していました。

 藤本容疑者は逮捕前、読売テレビの取材に対し、「自分は全く関与していない」などと犯行を否定していました。

 警察は詐欺の全容解明を進めています。