道内初公開『鳥獣戯画』はじめ貴重な文化財など約120点 国宝『鳥獣戯画』京都高山寺展 道立近代美術館

AI要約

札幌の道立近代美術館で開催中の「国宝『鳥獣戯画』京都高山寺展」は、北海道では初公開となる貴重な展覧会で、コミカルな筆づかいで描かれた動物や人物が多くの人を魅了しています。

会期中は、京都高山寺の所蔵品を含む約120点の作品が展示され、作品保護のため会期が3つに分けられている。また、高山寺を再興した明恵上人に関する講演会も開催される。

来場者の感想では、明恵上人や鳥獣戯画に対する興味や感動、作品の面白さや風刺的な要素について触れられている。

道内初公開『鳥獣戯画』はじめ貴重な文化財など約120点 国宝『鳥獣戯画』京都高山寺展 道立近代美術館

札幌の道立近代美術館では9日から「国宝『鳥獣戯画』京都高山寺展」が始まり多くの人で賑わっています。

館内では世界遺産の京都高山寺が所有する絵画や彫刻、書など貴重な文化財を中心に、およそ120点が公開されています。中でもコミカルな筆づかいでカエルやウサギなどの動物や人物を描いた人気の絵巻・国宝『鳥獣戯画』は北海道では初公開となります。4巻にわたる作品全てが公開されますが、作品保護のため会期を3つに分けて入れ替えるということです。

また会期中、高山寺を再興した明恵上人についての講演会なども行われます。

来場者)

「僕は明恵上人がけっこう好きなので非常に良かったです」、「(鳥獣戯画が)漫画の起源になってるところとかやっぱりそうなのかと思って見ました」、「アニメーション見ているみたいなところもあったし風刺っぽいところがおもしろいなと思って」。

「国宝『鳥獣戯画』京都高山寺展」は9月1日まで札幌市中央区の道立近代美術館で行われています。