木遣り踊り本番へ万全 南砺・井波中が全校練習

AI要約

南砺市井波中の生徒155人が木遣り踊りの練習会を行い、地域の伝統を継承していることが紹介されている。

生徒は毎年体育大会や地域の祭りで踊りを披露し、熱心に練習に取り組んでいる様子が伝えられている。

木遣り踊りの起源や歴史、意義が紹介されている。

木遣り踊り本番へ万全 南砺・井波中が全校練習

 南砺市井波中の全校生徒155人は8日、井波地域伝統「木遣り踊り」の練習会を行った。毎年9月の体育大会で保護者や住民の前で踊っており、27日のいなみ太子伝観光祭の町流しでも披露する。

 いなみ木遣りの会の髙桑嵩会長ら会員9人が指導に当たった。生徒は木遣り唄と太鼓、拍子木の音に合わせて男子が采配、女子が扇子を振るう練習した。太子伝観光祭に出演予定の木下明さん(1年)は「練習して少しでも上手になりたい」と意欲を話した。

 木遣り踊りは江戸時代に火災に遭った瑞泉寺を再建するため、五箇山から木材を運んだ際の唄が起源とされ、昭和に入って踊りがつくられた。