岐阜県で熱中症疑い33人搬送 高齢男性が心肺停止 多治見市で37.1度

AI要約

岐阜県内で猛暑が続く中、高齢男性が熱中症で心肺停止の状態で見つかるなど、熱中症の影響が深刻化している。

8つの地点で35度を超える猛暑日となり、5日連続の猛暑日を記録する地域もある。

男女33人が熱中症症状で病院に運ばれる中、気象庁は熱中症対策の重要性を呼びかけている。

岐阜県で熱中症疑い33人搬送 高齢男性が心肺停止 多治見市で37.1度

  岐阜県内は8日も気温が上がり、各地で厳しい暑さとなりました。岐阜市では、高齢男性が熱中症とみられる症状で、自宅で心肺停止の状態で見つかりました。

  最高気温は多治見市で37.1度、美濃市で37.0度、大垣市で36.9度など県内8つの地点で35度を超える猛暑日となりました。

  大垣市と揖斐郡揖斐川町では5日連続の猛暑日です。

  また、夜も気温が下がらず8日の最低気温が最も高かったのは大垣市で29.2度でした。

  岐阜県によりますと、この暑さで8日午後4時までに男女33人が熱中症の症状で病院に運ばれました。

  このうち岐阜市の男性(83)は午前、自宅で家族に心肺停止の状態で発見されました。

  また、関市の男性(59)は、自宅で倒れているのを弁当配達業者に発見され、重症と診断されました。

  気象庁は、こまめな水分補給やエアコンの適切な使用など熱中症対策を呼びかけています。