J1アルビレックス新潟 ホームでサガン鳥栖と対戦
新潟はホームで鳥栖と対戦し、3対4で敗れた。
新潟は一度は同点に追いつくも、鳥栖に3得点を許してしまう。
選手たちは悔しさを胸に次戦に向けて準備を進めている。
サッカー・明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は7月6日、ホームでサガン鳥栖と対戦しました。
前節、アウェーで札幌に勝利した新潟。
今季初のリーグ戦連勝を目指し、17位の鳥栖をホームに迎えました。
試合は序盤から鳥栖に押し込まれる苦しい展開が続きます。それでもGK阿部が立て続けにファインセーブ。何とかしのぎます。
しかし前半13分、相手のコーナーキック、滑りやすいピッチコンディションもあり、一度キャッチしたボールが阿部の手をすり抜けてしまいます。
先制を許した新潟は前半17分、堀米のパスに小見が抜け出すと、ドリブルから切りかえしてクロス、合わせたのは谷口!
谷口の3試合連続ゴールですぐさま同点に追いつきます。
ところが前半32分、カウンターから再び失点。またしても追いかける展開に。
後半から巻き返したい新潟でしたが、鳥栖のセットプレーの流れからフリーでシュートを打たれ失点。
さらに2分後、ゴールを割られ、わずか8分間で2点を失います。
3点のビハインドを背負った新潟は後半16分、島田のコーナーキックから舞行龍がヘディングシュート。力強く叩きこんだボールはラインを越えてゴールイン。1点を返します。
さらに新潟は後半17分、ケガから復帰した小野や高木など4人を投入、前線に厚みを加えると…
後半39分、高木がクロス。クリアボールを小野がキープして最後は藤原!
サイドバックの藤原が自身の最多記録となるシーズン4点目。3対4と1点差に詰め寄ります。
新潟はその後も古巣対戦に燃える小野にボールを集め、得点を狙います。
後半アディショナルタイムには、再び高木から小野!
しかし決めきることができず、このまま3対4で敗戦。
今季初の連勝はまたしてもお預けです。
〈アルビレックス新潟 松橋力蔵監督〉
「僕も含め まだまだ甘さがある。この悔しさを次につなげるしかないので、いい準備をしていきたい」
〈アルビレックス新潟 谷口海斗選手〉
「同点に追いつけたところまでは良かったが結果負けてしまっているので、チームを勝たせられるゴールや得点をとっていきたい」
〈アルビレックス新潟 小野裕二選手〉
「最後追いつくチャンスがあった中で、自分が得点機会をモノにできなかったのが、勝ち点を取れなかった原因。自分以外にもたくさんのケガ人が出てしまった中で、残ったメンバーが素晴らしい仕事をしてくれていたし、胸を打たれる試合をたくさん見せてくれた。ここからチームに貢献できるようにしていきたい」
新潟の次の試合は天皇杯3回戦です。10日午後7時からJ2長崎と対戦します。