陸前高田市水産教室【岩手・陸前高田市】

AI要約

陸前高田市で小学生向けの水産教室が開かれ、小友浦干潟を訪れた5年生12人が清掃活動を行った。

小友浦干潟は干拓された後、震災で自然豊かな環境に戻り、今では環境省の「重要湿地」に指定されている。

清掃活動の後には生き物の観察会が行われ、子どもたちはカニやエビを見つけながら楽しく学んでいた。

陸前高田市水産教室【岩手・陸前高田市】

古里の自然環境を学んでもらおうと、陸前高田市で小学生を対象にした水産教室が開かれました。

8日は小友小学校に通う5年生12人が小友浦干潟を訪れ、初めに清掃活動をしました。

小友浦干潟は戦後食料増産のため干拓され農地となりましたが、東日本大震災で堤防が崩れ、再び自然豊かな干潟に戻りました。

今では環境省から「重要湿地」にも指定されています。

こどもたちが拾ったごみはプラスチックや漁業用の資材など軽トラック2台分にもなりました。

清掃活動のあとは、岩手医大の教授に説明を受けながら、干潟に生息する生き物の観察会です。

カニやエビなどが見つかるたびに歓声があがり、子どもたちは見分け方や名前を教わっていました。