国の特別天然記念物「コウノトリ」3羽”電柱から巣立ち” まんのう町「静かに見守って」【香川】

AI要約

2024年4月に生まれた香川県まんのう町のコウノトリのひなが、7月3日から4日にかけて巣立ったことが判明しました。

3羽のうち1羽が巣を飛び立ち、残る2羽も続いて巣立ったと報告されています。

幼鳥は巣の近くで親鳥と一緒に学びながら生活し、町は静かに見守るよう呼びかけています。

香川県まんのう町で2024年4月に生まれた国の特別天然記念物コウノトリのひなが、7月3日から4日にかけて巣立っていたことが分かりました。

香川県まんのう町によりますと2024年に生まれた3羽のコウノトリのひなのうち1羽が7月3日の午前7時半ごろ巣を飛び立ち、隣にある電柱に着地したということです。

ひなは、この日の夕方にも巣から近くの道に降り立ちました。残る2羽も7月4日に相次いで巣立ったということです。町によりますとひなが巣から飛び立ち巣以外の場所に着地することを「巣立ち」とみなすということで、巣立ったひなは、「幼鳥」と呼ばれます。

幼鳥は、今後も1カ月か2カ月は、巣の近くで親鳥と一緒に過ごしながらえさの取り方などを学ぶということです。町は、引き続き離れた場所から静かに見守ってもらえればと話しています。