粟国村長選 前教育長の上原一宏氏が初当選

AI要約

無所属新人の上原一宏氏が粟国村長選で初当選し、子育て支援や教育の充実、農・水産業や観光の振興などを掲げた。

投票率は89・29%で、前回より若干低かった。有権者数は560人だった。

上原氏の経歴や選挙活動などの詳細が述べられている。

粟国村長選 前教育長の上原一宏氏が初当選

 任期満了に伴う沖縄県の粟国村長選は7日投開票され、無所属新人で前教育長の上原一宏氏(62)が207票を獲得して初当選した。いずれも無所属新人で前副村長の伊佐文宏氏(71)は151票、元粟国小中学校校長の浜川栄優氏(63)は131票で及ばなかった。

 上原氏は選挙戦で子育て支援や教育の充実、農・水産業や観光の振興などを掲げた。

 投票率は89・29%で、2020年の前回村長選の91・58%を約2・3ポイント下回った。当日有権者数は560人(男性322人、女性238人)だった。

 上原 一宏氏(うえはら・かずひろ)1961年11月20日生まれ。同村西出身。南部工業高卒。86年に村役場入り。会計課長、総務課長などを歴任。2022年に教育長。村長選出馬のため今年5月に辞職した。

(南部報道部・新崎哲史)