筑後署に車で進入し炎上 死亡の容疑者を不起訴処分

AI要約

福岡県警筑後警察署の敷地内に車で突っ込み、死亡した男性について、容疑者死亡のため不起訴処分となった。

男性は警察署の駐車場に車を無断で進入し、複数の車に衝突して炎上、全身やけどを負い病院に搬送されたが、翌日に死亡した。

警察は事件から1年後に男性を殺人未遂や放火の疑いで書類送検していたが、容疑者死亡のため不起訴となった。

筑後署に車で進入し炎上 死亡の容疑者を不起訴処分

去年5月、福岡県警筑後警察署の敷地内に車で突っ込み、翌日に死亡した男性(当時25歳)について、福岡地検久留米支部は容疑者死亡のため、不起訴処分としました。

警察によりますと、去年5月25日午後、筑後警察署の駐車場に、会社員の男性(当時25歳)が運転する普通乗用車が無断で進入し、捜査車両など複数の車に衝突した後炎上しました。

男性は全身にやけどを負い病院に搬送されましたが、翌日、死亡しました。

警察は事件から約1年後の5月10日に、警察官2人などへの殺人未遂の疑いや、事件前日に自身の自宅に火をつけたとして、現住建造物等放火の疑いで、男性を容疑者死亡のまま書類送検していました。

福岡地検久留米支部は、この男性について、容疑者死亡のため27日付けで不起訴処分としました。