行政文書を適切に取り扱わず…50代の幹部自衛官を停職処分 陸上自衛隊郡山駐屯地

AI要約

50代の幹部自衛官が行政文書を適切に取り扱わなかったため、停職3日の懲戒処分を受けた。

幹部自衛官は自衛隊内部の行政文書を2022年4月から23年8月まで正しく処理せず、別の自衛官が異変に気付いて事案が明るみに出た。

郡山駐屯地は具体的な内容は開示していないが、事案を重く受け止め、再発防止のために行政文書管理の教育を強化する。

行政文書を適切に取り扱わず…50代の幹部自衛官を停職処分 陸上自衛隊郡山駐屯地

陸上自衛隊郡山駐屯地に所属する50代の幹部自衛官が、行政文書を適切に取り扱わなかったとして、停職3日の懲戒処分を受けました。

郡山駐屯地によりますと、停職3日の処分を受けたのは、郡山駐屯地業務隊所属の50代の幹部自衛官です。

この幹部自衛官は、2022年4月から23年8月までの間、自衛隊内部の行政文書を適切に取り扱わなかったということです。その後、文書を取り扱った別の自衛官が異変に気付き、事案が発覚しました。

郡山駐屯地は、適切に取り扱わなかった内容など、事案の詳細について、明らかにしていません。

聞き取りに対し、50代の幹部自衛官は「多忙であり後回しにしていた」と話しているということです。

郡山駐屯地では「事案を重く受け止めている。今後、行政文書管理に関する教育を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。