林官房長官「安心して暮らせる環境づくり進める」 認知症による行方不明が過去最多に

AI要約

去年、認知症やその疑いで行方不明になった人が過去最多になり、林官房長官は認知症を抱える方々の安心な暮らしを重視している。

林官房長官は地域での認知症サポート体制の整備を強調し、認知症基本法に基づき議論を進める考えを示している。

警察庁によると、去年の認知症や疑いでの行方不明届は過去最多の1万9039人であり、認知症対策の重要性が増している。

認知症やその疑いで行方不明になった人が去年、過去最多になったことを受け、林官房長官は「認知症の方々が安心して暮らせる環境づくりを進める」と強調しました。

林官房長官

「認知症の方が安心して住み慣れた地域で暮らしていくことができるように、地域において認知症の方々を見守るための体制を整備していくということが重要である」

林長官は、高齢者の見守りなど住民や地元事業者を巻き込んだ地域づくりが重要との考えを示し、1月に施行された認知症基本法に基づき「議論を進めていく」と述べました。

警察庁によりますと認知症やその疑いで行方不明の届けが出された人数は去年、1万9039人になり、統計が始まった2012年以降、最も多くなりました。