「アトツギ」支援します! 熊本市が中小企業後継者向け事業 クロスポイントで7月末から

AI要約

熊本市では39歳以下の中小企業後継者向けに、新規事業のアイデアを磨く「アトツギブートキャンプ」の参加者を募集中。

アトツギブートキャンプでは専門家や経営者との面談や講習を通じて事業アイデアの洗練を図り、最終発表会に向けて準備を進める。

熊本市は事業承継支援の一環でこの取り組みを行い、次世代の経営者に参加を呼びかけている。

「アトツギ」支援します! 熊本市が中小企業後継者向け事業 クロスポイントで7月末から

 熊本市は、市内の39歳以下の中小企業後継者や後継候補者を対象に、新規事業のアイデアを磨く「アトツギブートキャンプ」の参加者を募集している。7月31日から、市西区のビジネス支援施設「クロスポイント」で月1回程度の講座などを開く。

 事業承継支援の新規事業で、一般社団法人ベンチャー型事業承継(東京)が運営する。事業開発の専門家や家業を継いだ県内の経営者らとの面談や、プレゼンテーションスキルの講習、意見交換会などがある。11月の最終発表会に向け、自社事業を見つめ直し、事業アイデアを洗練させていくという。

 熊本市は6月、熊日や商工関係団体と、事業承継支援で連携する協定を結んでいる。市経済政策課は「承継後の経営者支援も重要。『新規事業がうまくいかない』『アイデアがない』などの悩みを持つ次世代の経営者に参加してほしい」と話す。

 6人程度の受講者を募集し、応募者多数の場合は選考する。参加無料。7月18日締め切り。申し込みや問い合わせは運営事務局にメールで。info@take-over.jp

(岩崎健示)