京都府警入るサイバーセキュリティー支援サイト、不正アクセスで改ざん…中国語ギャンブルサイトに転送

AI要約

京都府警は4日、中小企業の情報セキュリティーを支援する産学官連携組織の公式サイトが、不正アクセス被害に遭ったと発表した。

府警は情報流出の有無を調べるとともに、不正アクセス禁止法違反容疑で捜査する。

被害に遭ったのは府や府警、経済団体など26機関で構成する「京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク・Ksisnet(ケーシスネット)」の公式サイト。

 京都府警は4日、中小企業の情報セキュリティーを支援する産学官連携組織の公式サイトが、不正アクセス被害に遭ったと発表した。別のサイトに接続される改ざんが確認されたといい、府警は情報流出の有無を調べるとともに、不正アクセス禁止法違反容疑で捜査する。

 発表によると、被害に遭ったのは府や府警、経済団体など26機関で構成する「京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク・Ksisnet(ケーシスネット)」の公式サイト。府警サイバー企画課員が2日午後5時頃、サイトを更新するためアクセスした際、中国語のギャンブル関連サイトに転送されることに気付いた。4日現在、サイトの運用は停止している。

 同ネットワークは府警が事務局を務め、中小企業向けにサイバーセキュリティー関連のセミナー開催や講師の派遣などを行っている。