耳と目で涼む境内 参拝者迎える風鈴

AI要約

青空の下でカラフルな風鈴が風を受ける、長野県飯山市飯山の飯笠山神社。妻が宮司を務める東文雄さんが飾り付けを行い、風鈴の音色で参拝者を迎えている。

飯笠山神社では60個の風鈴が鉄パイプと材木で作られた骨組みにつり下げられ、季節感を演出している。参拝者は風鈴の音に癒やされ、安らぎを感じている。

常連の女性は「心が洗われるような涼しげな音色」とし、風鈴に耳を傾けている。

耳と目で涼む境内 参拝者迎える風鈴

 青空の下でカラフルな風鈴が風を受ける、長野県飯山市飯山の飯笠山神社。3日も涼やかな音色で参拝者を迎えていた。

 妻が同神社の宮司を務める東文雄さん(76)が、親族とともに6月下旬に飾った。鉄パイプと材木でできた骨組みに60個ほどつり下げた。境内に季節感を出そうと昨年始めた。東さんは「風鈴の音で心を静めて、安らかな気持ちで参拝していただければうれしい」と話す。

 いつも参拝に訪れる同市南町の女性(62)は「心が洗われるような涼しげな音色です」と耳を澄ましていた。