7~9月の「ゲリラ雷雨」発生予想、沖縄は2位 10平方キロメートル当たりでは全国最多

AI要約

気象情報会社「ウェザーニューズ」は2024年のゲリラ雷雨の発生回数予想を発表した。

北海道や沖縄などで雷雨が多く発生する見込みであり、気象システムの影響が要因とされている。

過去のデータから、沖縄がゲリラ雷雨の発生回数でリードしており、今年も上回る可能性が高いとされている。

7~9月の「ゲリラ雷雨」発生予想、沖縄は2位 10平方キロメートル当たりでは全国最多

 民間気象情報会社「ウェザーニューズ」は2日、2024年7月1日~9月30日までのゲリラ雷雨(豪雨)の発生回数予想を発表した。

 北海道が4310回と全国最多で、次いで沖縄が4210回、鹿児島県が3960回の見込みとなっている。10平方キロメートル当たりでは、沖縄が156回と最多で、次いで東京都が60回、長崎県と鹿児島県が58回と続いている。

 今シーズンは、日本付近は太平洋高気圧とチベット高気圧に重なるように覆われる見込み。一時的に高気圧の勢力が弱まるタイミングで、湿った空気が流れ込みやすくなる影響でゲリラ雷雨の発生が多くなるとみられている。

 23年同時期の10平方キロメートル当たりのゲリラ雷雨発生回数は、沖縄が191回と全国最多で、2番目に多かった熊本県の85回の2倍以上を記録した。

  (中村優希)