![](/img/media/664e973187eb4.jpg)
性的マイノリティに特化したウエディング「誰もが自由に幸せの形を選択」サポートするLGBTQ当事者の思い
安里ミムさんはLGBTQなど性的マイノリティについて啓発活動を行うバイセクシャルで、自由な形の結婚式を提案するウェディング事業も行っている。
ミムさんとパートナーは性的マイノリティであり、学校現場やメディアを通して啓発活動を行い、新しい選択肢を提供することを目指している。
夫婦そろって幸せそうな姿を見せながら、社会全体が性的マイノリティを自然に受け入れられるような社会を望んでいる。
![性的マイノリティに特化したウエディング「誰もが自由に幸せの形を選択」サポートするLGBTQ当事者の思い](/img/article/20240702/6683e93ad752c.jpg)
教育現場での講演会やYoutubeを通してLGBTQなど性的マイノリティについて発信し、自身もバイセクシャルを公表している安里ミムさん。
自身の結婚式でパートナーとともにウェディングドレスを着て結婚式を挙げたことをきっかけに、自由な形の結婚式を提案したいとウェディング事業を立ち上げた。
「選択肢を増やしたい」と話すミムさんが自身の活動を通して伝えたいこととはー
ーフォトウェディングの様子ー
「3・2・1ハイ!もう1枚いきます」
幸せいっぱいの笑顔で寄り添う2人。
▽フォトウェディング参加者
「LGBTQとか性別にとらわれずに、気軽にどんな方でも望めば結婚式ができるような場所が増えれば」
▽安里ミムさん
「伝統的なウェディングの形も私はもちろん素晴らしいと思っていますし、なくならないでほしい。その伝統的な形も残しながら、新しく選べるスタイルという選択肢が増えてくれたらいいなと思っているので、自分の会社もその選択肢の1つになれたら」
主役の2人をそばでサポートする、安里ミムさん。
■「選択肢を増やしたい」
ミムさんは、男性・女性どちらも恋愛対象になるバイセクシャル。パートナーのみーちゃんは、体は男性で心の性別が男性・女性の間で揺れ動くXジェンダーだ。
▽ミムさんのパートナー みーちゃん
「自分が好きなファッションができない、自分を表現できない、あるいは周りからそういう言葉をかけられたり、自分自身も自分を否定してしまっているストレスが積もり積もって、20代なかごろに精神的に病んでしまったときがあった」
学生時代から自身の性への違和感を抱いていたという2人。現在はカミングアウトし、学校現場での講演会やYouTube、ラジオを通してLGBTQなど性的マイノリティについて発信している。
▽みーちゃん
「性別という前提を抜きにして、この人はこういうのが好きなんだな、この人はこうしたいんだなというのを、皆が自然に “そうなんだ” くらいの感覚でその人を認めてあげられるような社会になって欲しい」