「雨ニモマケズ」白山登山 ご来光はなくとも広がる絶景に夏山開きの登山客は大満足
AI要約
日本三霊山のひとつ白山が、夏山開きを迎えました。雨の中、登山客が山頂に到達し、登頂の喜びを満喫しました。
室堂では夏山開山祭が行われ、安全な登山を祈願する登山客が集まりました。雨が上がり、登山客は山頂を360度楽しむことができました。
夏山登山では高山植物のキヌガサソウなども楽しめ、8月31日までシーズンが続きます。
日本三霊山のひとつ白山が、1日に夏山開きを迎えました。前日から降り続く雨でご来光は拝めませんでしたが、山頂に上った登山客がシーズンの到来を祝いました。
室堂では午前8時から夏山開山祭が行われ、関係者や登山客およそ40人がシーズン中の安全な登山を願いました。雨脚が弱まってきた午前9時ごろ、登山客10人ほどが山頂に向けて出発。
降り続いた雨で登山道を水が流れ落ちるなど足場の悪い場所もありましたが、標高2702メートルの御前峰に到着したころには雨が上がり、登山客は登頂の喜びを噛み締めていました。
登山客「今日の白山はもう、十何年ぶりにご来光登山は断念しましたけども、ちょっと遅らせて来たのは本当大正解でした。雨の中上がってきて、どうなることかと思ったけども、上がってきたらこの天気。全360度見えるんで、こんな素敵なことありません。もう、感激してます。上がって良かったです。」
キヌガサソウなど色とりどりの高山植物も楽しめる夏山登山。白山の夏山シーズンは8月31日まで続きます。
