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那覇空港の国際線ビルで不審物 放置された荷物「火薬のような反応」と通報、爆発物は確認されず 沖縄
那覇空港で放置された荷物から火薬のような反応があったが、爆発物は確認されず警戒が解除された。
所有者不明の荷物は6つのかばんで構成されていたが、所有者は特定されていない。
過去にも類似の事案があり、一時的な閉鎖や立ち入り規制が行われたことがある。
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1日午後8時ごろ、那覇空港国際線ターミナルビルの3階ロビーで「誰のものか分からない荷物が放置されている。火薬のような反応があった」との110番通報が警備員からあった。豊見城署によると、複数の荷物が置かれたカートがロビーの一角に放置されていたという。
県警機動隊の爆発物処理班が出動し、確認作業行った。県警によると、爆発物は確認されなかった。この影響で、国際線のターミナルビルとその周辺の立ち入りが規制された。2日午前2時45分、安全が確認され規制は解除された。
空港関係者によると、航空便の発着に影響はなかったという。
豊見城署によると、カートには衣類などを収納したかばんなど、6つが入っていた。空港の利用客が置き忘れたとみられる。所有者は見つかっておらず、確認中という。
沖縄県内では那覇市役所本庁舎で5月、所有者不明のスーツケースが発見され、庁舎を閉鎖し那覇市の本庁機能が約3時間、ほぼ全面的に停止した。その後、スーツケースは来庁者の忘れ物であることが判明し、閉鎖解除の事案もあった。