公園で…振り返れば「クマ」がいた とっさにクマの顎を蹴ったらクマは逃げた クマと目が合い、立ち上がりそうな雰囲気を感じた
島根県江津市の公園内で男性がクマに遭遇し、つま先でクマの顎を蹴って逃げさせる
市内でのクマの目撃情報が増加し、市が注意を呼びかける
市は公園内に捕獲檻を設置し、一部のエリアを閉鎖して対応
島根県江津市の公園内で、男性がクマに遭遇。とっさにつま先でクマの顎を蹴ったところ、クマは逃げたということです。
市内では6月以降、クマの目撃情報が多発していて、市が注意を呼びかけています。
江津市によりますと6月29日午前6時半頃、市内に住む男性が、菰沢公園内の遊歩道を散歩していたところ、後ろから気配がしたため、振り返るとクマがいたということです。
クマは体長1メートルを超える成獣と思われ、男性はクマと目が合い、立ち上がりそうな雰囲気を感じたため、とっさにつま先でクマの顎を蹴ったところ、クマは山側の方へ逃げていったということです。
市は公園内にクマの捕獲檻を2か所設置し、キャンプ場を含む公園の一部を閉鎖しています。
江津市内では6月に入り、クマの目撃情報が28件寄せられるなど急増していて、市は注意を呼びかけています。