7月3日発行の新紙幣 20年前と同程度「52億枚」準備整う 日銀横浜支店
日本銀行横浜支店は6月末までに国立印刷局から52億枚の新紙幣が納入されたことを明らかにした。
支店ごとの納入数は非公表であり、現金には依然としてニーズがあり、現金が重要な役割を果たしていくと支店長は述べている。
新紙幣発行後も現行の紙幣は使用可能であり、詐欺には注意が必要と呼びかけている。
新しい紙幣の発行が7月3日に迫るなか、日本銀行横浜支店は会見で、6月末までに国立印刷局から日銀の本店と支店を合わせて52億枚が納入されたと明らかにしました。
これは20年前の改刷時と同じ規模で、「十分な量を準備している」ということです。 なお、支店ごとの納入数は非公表としています。
キャッシュレスが進む一方で、全国での紙幣の発行数は経済規模の拡大などから増えている現状で、大竹弘樹支店長は、「今なお現金に一定のニーズがある。
誰でもいつでもどこでも安心して使える現金は今後も大きな役割を果たしていくだろう」と話しました。
一方で、新紙幣発行後も現行の紙幣は使用できるとして、詐欺に注意するよう呼びかけました。