大雨で地盤ゆるんだか…松山市で高さ20mの黒松が倒れる 梅雨末期の大雨、この先の注意点は

AI要約

愛媛県内で1日で100ミリを超える大雨が降り、松山市では倒木が発生。梅雨末期の大雨による影響と注意点について。

梅雨前線の停滞により、県内で断続的に雨が降り続いており、大雨の影響地点で激しい雨量が観測されている。

昨夜から今朝にかけての大雨で松山市では倒木が発生し、様々な市と町に大雨警報が発表されている。

大雨で地盤ゆるんだか…松山市で高さ20mの黒松が倒れる  梅雨末期の大雨、この先の注意点は

1日で100ミリを超える大雨が降った愛媛県内。この雨で、松山では倒木も。梅雨末期の大雨、この先の注意点は…

停滞する梅雨前線の影響で断続的に雨となっている県内。県内の1時間雨量は、東温市上林で40.5ミリ、石鎚山成就社で 35.5ミリ、松山で32.5ミリなど4つの地点で激しい雨を観測しました。

おとといの降り始めからの雨量が101.5ミリとなった松山市では…

滝口記者:

「大粒の雨が降り続いてます。この雨の影響でしょうか、あちらお堀の中には大きな木が倒れています」

直径およそ1メートル、高さ20メートルもの黒松が倒れていました。

松山市によると、きのう夕方の時点では異常はなく木の健康状態もよかったということで、昨夜から今朝にかけての大雨で地盤が緩み倒れたのではないかとみています。ケガ人はないということです。

県内には現在、松山市など7つの市と町に大雨警報が発表されていて、松山地方気象台はあす明け方にかけて土砂災害に警戒するよう呼び掛けています。

(スタジオ)

水口気象予報士:

昨夜から今朝にかけて日本海の低気圧から延びる前線が南下して、西日本で停滞し前線に近い中予や東予では、未明から朝にかけて発達した雨雲の通り道となりました。

こんや日付が変わるまでは1時間に数ミリ程度の雨が続く見込みです。

その後、あす未明から明け方にかけて再び10ミリを超える強い雨が降る見込みで、あす明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨のおそれがあります。

昼前には雨がやんで、午後は曇り空に変わる所が多い見込みです、が山地を中心にまとまった雨が降っています。あす明け方まで土砂災害に警戒してください。

そしてあさってになると、県内は南から張り出す夏の高気圧に覆われ、日差しが戻って厳しい暑さとなりそうです。特に日差しが強まる水曜日は最高気温が35℃以上の猛暑日の所も出てきそうです。湿度が高くあすは熱帯夜になる所もあり、大雨のあとは熱中症に警戒が必要です。