プロラグビー選手が指導 子ども対象にタグラグビー教室 大和村

AI要約

九州電力キューデンヴォルテクスの選手ら5人を招いたタグラグビー教室が大和小学校で開催された。

小中学生18人がプロの指導を受けながら楽しみながらタグラグビーを学び、活動した。

参加した子どもたちはラグビーの魅力を味わい、将来的にラグビーに挑戦したいという意欲を示した。

プロラグビー選手が指導 子ども対象にタグラグビー教室 大和村

 ラグビーリーグワンの「九州電力キューデンヴォルテクス」の選手ら5人を招いたタグラグビー教室は29日、鹿児島県大和村の大和小学校グラウンドであった。ラグビーの第一線で活躍する選手の指導を受け、集まった小中学生18人は楽しみながら汗を流した。

 九州電力キューデンヴォルテクスは国内ラグビー最高峰のラグビーリーグワンで九州唯一のチーム。大和村でラグビー教室を開催する川下光さん(YRA大和スポーツアカデミー)がタグラグビー講習会でチーム関係者と知り合ったのが縁で今回の教室が実現した。

 タグラグビーはラグビーのタックルの代わりに腰に付けたタグを取ることで相手を止めることができる競技。腰に2本のタグを付けた子どもたちは、プロの指導でラグビーボールを抱えて走る、パス、タグを取る、トライするなど競技の楽しさを学んだ。

 参加した小牧仁郎さん(龍南中2年)は「選手は体が大きくて威圧感があった。タグラグビーは経験があったが、今後はラグビーもやってみたい」と楽しんだ様子。

 講師の園中良寛選手(姶良市出身)は「天気に負けないくらい熱くみんな一生懸命で元気いっぱい、真剣さも感じた。ラグビーはみんなに役割があり活躍できる。競技を通して自信を持ってもらえたらうれしい」と話した。

 川下さんは「プロの選手を目の当たりにして子どもたちは喜んでくれたと思う。みんな真剣に取り組んでいた」と話した。