崇明小(台湾)と音楽交流会 7月6日に文化ホール 館山(千葉県)

AI要約

館山市は県南総文化ホールで台湾・台南市の崇明小学校と音楽交流会を開催する。各校が演奏し、14曲が予定されている。入場は無料。

館山市は台湾との交流を通じてインバウンド観光誘致を図っており、崇明小は過去に教育旅行で同市を訪れている。音楽を通した交流が続いており、今回も交流イベントの一環として参加している。

館山小、館山中、崇明小の各校が演奏し、合同演奏も予定されている。阪神淡路大震災にまつわる曲も演奏され、116人が参加する予定。

崇明小(台湾)と音楽交流会 7月6日に文化ホール 館山(千葉県)

館山市は県南総文化ホール大ホールで7月6日、台湾・台南市にある崇明小学校と音楽交流会を開催する。同校と館山小、館山中が出演し、日本や台湾にゆかりのある曲など、全14曲を演奏する予定となっており、入場無料で広く来場を呼び掛けている。

インバウンドの観光誘致などを目的に台湾との交流を続けている館山市。崇明小は平成30年、昨年と教育旅行で同市を訪れている。音楽活動が盛んであることから、市内で演奏発表の他、館山小では音楽を通した交流を行ってきた。今回も、教育旅行の一環で訪れている。

館山小からは音楽部が「キセキ」や「青と夏」など3曲、館山中は吹奏楽部が「銀河鉄道999」「フロンティアスピリット」など4曲を演奏する。崇明小は、「アミ族のダンス曲」「アイドル」「時の流れに身をまかせ」など6曲。台湾先住民にまつわる曲から日本になじみのあるポップスなどを披露する。

3校による合同演奏も予定しており、阪神淡路大震災で犠牲となった人への鎮魂や復興を願ってつくられた曲「しあわせ運べるように」を総勢116人で演奏する。互いに地震被害の多い国であることから、「皆で心を通わせられたら」という思いで、台湾側からの提案で選曲された。

主催担当者は「館山と台湾の子どもたちが一緒に演奏する、めったにない機会。さまざまな曲を楽しんでいただけたら」と、来場を呼び掛けている。

時間は午後1時半(開場1時)から4時まで。問い合わせは、市生涯学習課(0470―22―3698)へ。