30回の節目、熱演に拍手喝采 十和田フィル定期演奏会

AI要約

十和田フィルハーモニー管弦楽団は30回の記念定期演奏会を開催し、観客から盛んな拍手を浴びた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を経て、30回目の公演を迎えた団員たちは、ブラームスの交響曲などを情熱的に披露した。

演奏会はモーツァルトから始まり、シベリウスの美しい旋律に続くブラームスの情熱的な演奏で最高潮を迎えた。

30回の節目、熱演に拍手喝采 十和田フィル定期演奏会

 十和田フィルハーモニー管弦楽団(川村邦明団長)は22日、十和田市民文化センター大ホールで、第30回記念定期演奏会を開いた。三河正典さんの指揮の下、団員はブラームスの交響曲などを披露。詰めかけた多くの観客が盛んに拍手を送り、節目の公演を祝った。

 同団は1990年結成。92年以来、新型コロナウイルス感染拡大を受けた2回の中止を経て、定期演奏会30回の節目を迎えた。

 演奏会はモーツァルトの歌劇「劇場支配人」序曲で開幕。シベリウスの「カレリア」組曲では管弦が美しい旋律を響かせ、ブラームスの交響曲第4番は情熱的な演奏で呼応し合い、大団円を迎えた。