「母親が当たり屋にだまされた」けがしたと因縁つけ現金だまし取る “当たり屋”の男(76)を逮捕・送検

AI要約

厚沢部町での当たり屋行為で逮捕された男が、事故の事実がないにもかかわらず女性から現金をだまし取った疑いが持たれている。

警察によると、女性の娘が母親がだまされたことに気付き、警察に通報。逮捕に至った。

容疑者は容疑を否認しており、警察は余罪を捜査中。

「母親が当たり屋にだまされた」けがしたと因縁つけ現金だまし取る “当たり屋”の男(76)を逮捕・送検

道南の厚沢部町で、事故の事実がないにもかかわらず「けがをした」と因縁をつけて80代の女性から現金をだましとる当たり屋行為をした疑いで、男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは、函館市大縄町の無職笠島邦弘容疑者76歳です。

笠島容疑者は今年3月、厚沢部町の道の駅の駐車場で80代の女性に対し「ひかれてけがをした」と因縁をつけ、駆けつけた女性の娘から現金十数万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、事件の翌日、笠島容疑者の言動を不信に思った娘が「母親が当たり屋にだまされた」と警察に通報し、その後の防犯カメラなどの捜査で逮捕に至りました。

笠島容疑者は、警察の調べに対し「はっきり覚えていません」と容疑を否認していて、警察は余罪があるとみて捜査しています。