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「最後のお願いという気持ちで…」御嶽山噴火災害の遺族会が避難施設の整備や火山防災の知識持った職員の育成などを地元2町村に要望
御嶽山の噴火災害から10年を前に、遺族会が地元の2町村に安全対策を求める要望書を提出しました。
要望書では、避難施設の整備や火山防災知識の普及、入山者への注意喚起などが盛り込まれています。
入山規制が解除される7月に向け、遺族らは協力して実現を願っています。
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死者・行方不明者63人を出した御嶽山の噴火災害から9月で10年となるのを前に、遺族会が地元の2町村に安全対策などを求めました。
木曽町役場を26日に訪れたのは、御嶽山噴火災害の遺族などでつくる「山びこの会」のメンバーで、木曽町と王滝村にそれぞれ、要望書を手渡しました。
要望書では、木曽町側の剣ヶ峰頂上の避難施設の整備や、火山防災の知識を持った自治体職員の育成、入山者への注意喚起などを求めています。
山びこの会 シャーロック英子事務局代表:
「今回が本当に最後のお願いという気持ちで、実現することが大事なので、時間がかかると思うが皆で協力してやっていけたら」
御嶽山は7月1日に木曽町側、7月10日に王滝村側の登山道で、入山規制が解除されます。