徳之島に「ステーキサンド」のキッチンカー 見慣れないキッチンカーに行列

AI要約

福岡を拠点に営業するキッチンカー「ステーキサンド・JOURNEY」が徳之島で初出店し、多くの客でにぎわいました。

徳之島では滅多に見られないキッチンカーに生徒や子どもたちも興味津々で、楽しい時間を過ごしました。

松尾さんやカラキチの社長も徳之島の人々との交流を大切にし、次回の訪問を楽しみにしています。

徳之島に「ステーキサンド」のキッチンカー 見慣れないキッチンカーに行列

 福岡を拠点に営業するキッチンカー「ステーキサンド・JOURNEY(ジャーニー)」(福岡市東区)のキッチンカーが6月20日~23日の4日間、ドコモショップ徳之島店(徳之島町亀津)に初出店した。(奄美群島南三島経済新聞)

 経営する吉田企画のスタッフ、松尾啓吾さんは「以前、徳之島で出店したカラキチさんから声をかけてもらい、話しを聞いて即OKした。徳之島に行くのが楽しみだった」と話す。

 今回は、2回目の出店となる「カラキチ」(鹿児島市下荒田)と2店同時出店。梅雨明け間際の晴天にも恵まれ、連日多くの客でにぎわいを見せた。前回同様、連日来店していた貞優樹さんは「今回も毎日子どもたちと何を食べようか悩んでいる」と子どもたちと楽しそうにメニューを見ていた。普段、キッチンカーを目にすることがほとんどない徳之島で、生徒や子どもたちも行列に並び、出来上がった商品を手に取り写真に収める姿も多く見られた。

 商品は、国産牛をふんだんに詰め込んだ「ステーキサンド」(700円~)、塩タン、牛カルビ(以上700円)、ロングポテト(600円)など。

 松尾さんは「島の人に喜んでもらえてもちろんうれしいが、それ以上に初めての徳之島で声をかけてくれたお客さまといろいろと話ができ、『また絶対来てほしい』と言われたことが何より大切な経験になった」と、徳之島での出会いに感謝する。カラキチの小脇貴裕社長も「徳之島を含め離島には、我々が忘れかけている心がある。何度でも行きたい。次はゆっくり徳之島を満喫したい」と次回への思いを語る。