観光放水、豪快アーチ 黒部ダム、夏の風物詩スタート

AI要約

黒部ダムでの観光放水が始まり、壮大な光景が観光客を魅了している。

毎年恒例の観光放水は黒部峡谷の景観維持を目的に行われ、10月15日まで続く。

関西電力の担当者は観光客に迫力満点の放水を楽しんでほしいと呼びかけている。

観光放水、豪快アーチ 黒部ダム、夏の風物詩スタート

 日本一高い186メートルの壁面を誇る黒部ダム(富山県立山町)で26日、北アルプスの夏の風物詩である観光放水が始まった。毎秒15トンの水がごう音とともに勢いよく噴き出し、鮮やかな虹が架かる光景に観光客が歓声を上げた。

 観光放水は「クロヨン」の愛称で知られる黒部川第4発電所の水力発電が開始された1961(昭和36)年から毎年、黒部峡谷の景観維持を目的に行われている。10月15日まで毎日、朝から夕方に放水される。

 関西電力の担当者は「迫力満点の放水を楽しんでほしい」と話している。