乗客に流木しおり 宇奈月温泉の女将、トロッコで

AI要約

黒部市宇奈月温泉の女将らでつくる「かたかご会」が、黒部峡谷鉄道宇奈月駅で黒部ダムに漂着した流木で作られたしおりを配布した。

関西電力グループ環境月間に合わせ、黒部市の関電黒部川水力センター、黒部峡谷鉄道と合同で300枚のしおりをプレゼント。

しおりはかんでんエルファームが製造し、黒部ダムのデザインが施されている。

乗客に流木しおり 宇奈月温泉の女将、トロッコで

 黒部市宇奈月温泉の女将(おかみ)らでつくる「かたかご会」などは24日、黒部峡谷鉄道宇奈月駅で、黒部ダムに漂着した流木で作られたしおりをトロッコ電車乗客に配った。

 関西電力グループ環境月間に合わせ、黒部市の関電黒部川水力センター、黒部峡谷鉄道と合同で企画した。環境関連グッズとして、しおり300枚を用意してプレゼントした。

 しおりは流木再生事業を手掛ける「かんでんエルファーム」(富山市)が製造している。「くろよんからの静かな贈りもの」と銘打ち、美しい木目のしおりに黒部ダムなどがデザインされている。

 濱田昌子かたかご会長、水田潤一水力センター所長、鈴木俊茂黒部峡谷鉄道社長らが参加し、乗客に黒部峡谷の魅力を紹介しながらしおりを手渡した。