国内6例目のダニ媒介脳炎患者 50代男性が山菜採りでダニに脚をかまれ発症…発熱や手足のしびれ、現在も入院中 札幌市
札幌市保健所は、50代の男性がマダニにかまれて脳炎を発症したことを発表しました。
男性は山菜採り中にダニにかまれ、その後症状が出たため医療機関を受診しました。
国内で6例目のダニ媒介脳炎患者であり、保健所は肌の露出を少なくするよう呼びかけています。
24日、札幌市保健所は、市内に住む50代の男性がマダニにかまれた後、脳炎を発症したと発表しました。
マダニが媒介した脳炎患者はこれで国内で6例目(いずれも道内)です。
札幌市保健所によりますと、マダニによる脳炎を発症したのは、市内に住む50代の男性です。
男性は先月中旬、北海道内で山菜採りに行った際にダニに脚をかまれました。
その後、先月23日に発熱や手足のしびれが出たため、市内の医療機関を受診しました。
医療機関からダニ媒介脳炎が疑われると連絡を受けた札幌市保健所は、道立衛生研究所に検査を依頼、24日、陽性が判明しました。
男性は、26日の時点でも市内の医療機関に入院中です。
ダニ媒介脳炎の患者は国内6例目で、いずれも道内で発生しています。
保健所は、草地などに入る際は肌の露出を少なくするよう呼びかけています。