乗組員の男性が行方不明 カツオ一本釣り漁船から海中に転落 海保が捜索中 北海道・えりも岬沖
北海道・えりも岬南東の沖合いで漁船の乗組員男性が行方不明になりました。
男性は海に転落し、ライフジャケットは着用していなかったため、捜索が続いています。
男性は漁船「第十七徳榮丸」の乗組員だったが、海中に転落した原因は不明です。
第一管区海上保安本部は25日、北海道・えりも岬南東の沖合いで、漁船の乗組員の男性が行方不明になったと発表しました。
行方不明になっているのは、静岡県に住む男性(43)です。
男性は25日午前5時すぎ、えりも岬の南東約300キロメートル沖で、操業中のカツオ一本釣り漁船「第十七徳榮丸」から海に転落しました。
午前5時半前、船主の会社から「乗組員1人が海中転落し、行方不明のため捜索・救助してほしい」と海保に要請があったということです。
男性は当時、日本人やインドネシア人など乗組員計28人で漁をしていました。
ライフジャケットは着用しておらず、転落した原因はわかっていません。
海保は巡視船と航空機で捜索を続けています。