北海道・えりも岬沖で漁船の乗組員1人が行方不明に 海保が捜索活動中 三重県尾鷲市のカツオ1本釣り漁船「第十七徳榮丸」

AI要約

6月25日午前5時10分頃、北海道のえりも岬南東約300キロメートル沖で漁船「第十七徳榮丸」の乗組員1名が海中に転落し行方不明となる。

海上保安庁が救助活動を開始し、巡視船と航空機による捜索が行われているが、現在も発見されていない。

転落した乗組員は静岡県出身の43歳の男性で、漁船には27人の乗組員がおり、27人以外は無事。

北海道・えりも岬沖で漁船の乗組員1人が行方不明に 海保が捜索活動中 三重県尾鷲市のカツオ1本釣り漁船「第十七徳榮丸」

 6月25日午前5時10分頃、漁船「第十七徳榮丸」の乗組員1名が、北海道のえりも岬南東約300キロメートル沖で海中に転落して行方不明となりました。

 船会社からの救助要請を受け、海上保安庁は巡視船を派遣するとともに、航空機も出して捜索に当たっていますが、25日午後2時現在、発見には至っていません。

 行方不明となっているのは静岡県の43歳の男性で、転落した詳しい状況は明らかになっていません。

 乗船していた漁船「第十七徳榮丸」は三重県尾鷲市を拠点とするカツオ一本釣り漁船で、総トン数499トン、日本人10人、キリバス人13人、インドネシア人5人の計28人が乗っていました。転落した男性以外の27人は無事です。

 救助活動は、釧路海上保安部の巡視船「えりも」と、千歳航空基地の「MA723」が行っています。空からの捜索は25日午前中に終了しましたが、巡視船による捜索は現在も続いています。