「故障で自力航行不能」…海保の巡視艇が外国貨物船を救助に出動 静岡・南伊豆町

AI要約

ベリーズ船籍の貨物船「チュン・ウェイ」が石廊崎西側の沖合で機関故障を起こし、自力航行ができなくなった。

下田海上保安部が対応し、いかりを下ろして船体を安定させ、警戒や曳航の準備を進めている。

中国人の乗組員14人にけが人はいない。船はスクラップを運んでいた。

「故障で自力航行不能」…海保の巡視艇が外国貨物船を救助に出動 静岡・南伊豆町

 23日午前9時ごろ、ベリーズ船籍の貨物船「チュン・ウェイ」(5480t)から「静岡県南伊豆町の石廊崎西側の沖合で、機関が故障し、自力航行ができない」という趣旨の無線が第3管区海上保安本部に入りました。

 下田海上保安部によりますと、現場は岸から1キロほどで、「チュン・ウェイ」はいかりを下ろして船体を安定させるとともに、連絡を受けた下田と清水の海上保安部から巡視船3隻が出て、警戒や曳航の準備を行っています。中国人の乗組員14人にけが人はいないということです。「チュン・ウェイ」は6000トン余りのスクラップを運んでいた、ということです。