本宮市「住みよさ」福島県内トップ、2年連続 全国では95位

AI要約

東洋経済新報社による市区別の「住みよさランキング2024」で、本宮市が総合評価で福島県内トップの95位となった。北海道・東北地区では5位だった。

同ランキングでは、本宮市が人口増加や高水準の評価を受け、2年連続で県内トップに輝いた。市の社会動態人口は88人の転入超過となり、首都圏からの移住相談も増加傾向にある。

市の担当者は、本宮市が各カテゴリーで高い数値を維持し、政策が浸透していることを強調。地域の魅力が広く認められていると述べた。

 東洋経済新報社による市区別の「住みよさランキング2024」で、本宮市が総合評価で福島県内トップの95位(前年52位)となった。北海道・東北地区では5位(同3位)だった。

 全国の市と特別区(千代田、中央、港の3区を除く)の計812市区が対象。同社が安心度、利便度、快適度、富裕度の四つのカテゴリーで、独自に定めた計20の指標から順位を算出した。県内2位は会津若松市135(同119位)、3位は白河市で149位(同82位)だった。

 2年連続で県内トップとなったことについて、本宮市は県内13市の中で人口の社会増が最も多かったことなどを要因に挙げる。市の社会動態人口は、調査に使用された2022年の住民基本台帳の人口で88人の転入超過となった。

 市の担当者は「全国的に順位を上げた自治体もあったが、本宮市は各カテゴリーで大きく数値が落ち込まず、高い水準を保てていた。近年、首都圏から移住相談も増えており、政策が浸透している」と話した。