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「2050年の人口減少率」が高い政令指定都市ランキング! 2位は「新潟県新潟市」、1位は?
2020年の国勢調査を基に、2050年までの30年間についての人口推計が発表された。
第2位は新潟市で、2050年の人口減少率は21.9%で、市全体で転出が転入を上回る状況が続いている。
第1位は北九州市で、2050年の人口減少率は22.4%であり、都市部にのみ人口が集中している傾向がある。
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国立社会保障・人口問題研究所では、2020年の国勢調査を基に、2050年までの5年ごと30年間について、男女・5歳階級別に人口を推計し、その結果を「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」として発表しました。
この推計は将来の人口を都道府県別・市区町村別に求めることを目的としたもので、推計の対象は2023年12月1日時点の1883市区町村に福島県の「浜通り地域」を合わせた計1884地域です。
今回はその中から「2050年の人口減少率が高い政令指定都市」のランキングを紹介します。今から約25年後、政令指定都市のうち人口減少率が高いと考えられているのはどこなのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
(出典元:日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)|国立社会保障・人口問題研究所)
第2位は「新潟県新潟市」で、2050年の人口減少率は21.9%でした。2020年の人口は78万9275人でしたが、2050年には61万6385人になると推計されています。市全体で県内からの転入があるものの、それを上回る数の転出があることなどが、人口の減少につながっているようです。
新潟市では人口減少対策として、「新潟市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定。雇用創出や安心して暮らせるまちづくりなど、4つの基本目標を掲げて取り組みを進めています。
第1位は「福岡県北九州市」で、2050年の人口減少率は22.4%でした。2020年の人口は93万9029人でしたが、2050年には72万8898人になると推計されています。
同じ福岡県でも、県庁所在地である「福岡市」は2020年国勢調査において全国で2番目に多い人口増加を記録するなど、都市部にのみ人口が集中しているようです。このような状況の中、北九州市では「北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、多くの人の定着につながるまちづくりを目指しています。