「経済効果を生んでいくのではないか」大泉潤函館市長の北海道新幹線“函館駅乗り入れ”構想に自民・茂木幹事長理解示す…一方、総裁選対応は「夏の間よく考えたい」

AI要約

茂木敏充幹事長が北海道新幹線建設現場を視察し、函館駅乗り入れ構想を検討する意向を示す。

北海道新幹線の札幌延伸工事の遅れを指摘し、開業時期明示を求める。

自民党総裁選への対応をしながら結束を図ることが大切と語る。

「経済効果を生んでいくのではないか」大泉潤函館市長の北海道新幹線“函館駅乗り入れ”構想に自民・茂木幹事長理解示す…一方、総裁選対応は「夏の間よく考えたい」

 23日、自民党の茂木敏充幹事長は、北海道北斗市の北海道新幹線の建設現場を視察し、函館市の大泉潤市長の目玉公約である新幹線の函館駅乗り入れ構想について「しっかり検討したい」と述べました。

 茂木幹事長は、当初2030年度末に開業予定だった北海道新幹線の札幌延伸の工事が遅れていることについて、国交省に開業の時期を明示するよう求め、今後予算については政府与党として考慮していく考えを示しました。

 そのうえで、函館市の大泉市長が掲げる北海道新幹線の函館駅乗り入れについては「経済効果を生んでいくのではないかと思う。しっかり検討したい」と理解を示しました。

 また9月の自民党総裁選への対応については「夏の間、よく考えたい。自民党として反省をしながら結束できる体制をつくることが大切だ」と述べました。