「緊急地震速報」が発表されたら とるべき行動は?

AI要約

20日、全国の自治体で緊急地震速報を想定した訓練が一斉に実施

緊急地震速報の重要性と具体的な対応方法について解説

屋内・屋外・乗り物にいる際の適切な行動を述べる

「緊急地震速報」が発表されたら とるべき行動は?

緊急地震速報を想定した訓練が、20日、全国の自治体で一斉に実施されました。

緊急地震速報が鳴った時は身の安全を確保することが大切ですが、具体的な対応について解説します。

緊急地震速報は、最大震度5弱以上の揺れが予想されるときに震度4以上の地域に発表され、高層階の建物が大きく揺れる長周期地震動の階級3以上が予想される場合にも発表されます。

では、緊急地震速報が発表された際に、私たちはどのような行動をとればいいのか、場面ごとにみていきます。

まずは、屋内にいるときです。

家庭では、

●頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる

●火を使っている場合、その場で消せるときは火の始末。火元から離れているときは無理に消しに行かない。

●扉を開けて避難路を確保する。

続いて、屋外にいるときの対応です。

街中では、

●ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒などに注意する。

●看板や割れたガラスの落下に注意して建物から離れる。

●丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難する。

最後に、乗り物に乗っているときです。

車の運転中は、

●後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけない。

●大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止する。

もし、エレベーターに乗っていた場合は、最寄りの階で停止させて、すぐに降りることが大事です。

緊急地震速報の存在は心強いですが、震源が近いと速報の発表が間に合わないことがあることも知っておく必要があります。

※MRTテレビ「Check!」6月20日(木)放送分から